株式会社アメイズプラス様

会社名

株式会社アメイズプラス

所在地

愛知県名古屋市中村区

設立

2008年(平成20年)1月

事業内容

1. ヘルスケア事業
 ヘルスケア商品・寝具・化粧品・美容商品の企画販売
2. IT事業
 自社EC運営・メディア運営・WEBプロモーション
3. 医療機器・研究開発事業
 産学連携による基礎研究・産学連携による医療機器の企画開発

従業員

35人(2019年1月現在)

明日の欲しい!をクリエイトする集団

「一人でも多くの人に喜びや感動を伝えたい」という志を胸に、平成20年に創業した株式会社アメイズプラス様(以下、アメイズプラス)。企画開発された商品の1つ1つへのこだわりは非常に強く、面白さも備わっており、まさに一言でアメイジングです。

時代の変化に適応し続け、IT×専門性あるモノ作り×クリエイティブのパワーを武器に、美容と健康分野を中心に事業展開し、順調に成長曲線を描き続けてきました。元号が令和に変わった現在は「明日の欲しい!をつくる」を実現させるために社員が一丸となって、パワーに磨きをかけて新しいジャンルに挑戦されるとのこと。

代表取締役の山本良磨様は、平成27年に次世代経営塾名古屋2期生として、フォーバル流888の法則(現:王道経営)を学ばれましたが、入塾に至った背景には人知れぬ苦労があったと言います。それは一体何だったのでしょうか?創業時から経営塾を通じての変化などを含め、取材をさせていただきました。

生活苦の両親を養いたい…創業のきっかけ

フォーバル 副ディビジョンヘッド 赤羽 聡(以下赤羽):本日はお忙しいなかありがとうございます。まずは創業に至った経緯についてお伺いしてもよろしいでしょうか?

アメイズプラス 山本 良磨社長(以下山本社長):正直な話、創業のきっかけは、両親を食べさせるためでした。母親がアルツハイマーを患ってしまい、父親も働いてはいましたが貯金がない状態、両親が安定した老後の生活を過ごせる状況ではなかったのです。

私は当時カタログ通販の仕事をしていたのですが、ある日母親の病気が悪化してしまい、治療、入院費が必要となりました。その費用を聞いたときにとてもではないが、継続的に自分一人で払っていくことができない…。父親も決して体が丈夫ではなく、将来的な介護も考えたときに今のままではダメだと思い独立を決意したのです。

偶然にも同じ時期に友人の山田(共同創業者 山田忠和様)も独立を考えており、日々ファミリーレストランで色々と情報交換を重ねていく中で、一緒に手を組んだ方が良いのではないかいう話となり、平成20年にアメイズプラスを共同で創業しました。29歳の頃でした。

赤羽:創業はご両親のためだったのですね。しかも29歳の若さで、もの凄い決断だったと思いますし、並々ならぬ想いで経営をされていたのではないかと察します。創業後は順調だったのですか?

山本社長​:はい、なんとか順調にスタートできました。山田は小売業で培ってきたノウハウがあり、私はカタログ通販のノウハウがありました。互いのノウハウがうまく融合させることができていたのかなと思います。

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株式会社アメイズプラス 代表取締役
山本 良磨 様

最愛の母との別れ、そして大久保秀夫との出会い

山本社長:先ほどお話しした通り、私が創業したきっかけに母の存在が大きく、「母に認められたい」という気持ちが常にありました。例えば会社の売上が上がって車が買えたなど、会社の成長を母親に報告することが大きな生きがいになっていたのです。

しかし病気の悪化により、平成22年頃には母は私のことを息子であることを分かってくれなくなってしまいました。何を話しても反応がない、分かってくれていると信じたいと思いつつも、目の前にある現実は変わらないわけで。このときに「自分は何のために経営をしているのだろう」と悩みはじめました。

赤羽:なるほど…、辛いですね。一方で売上が伸びていたということはお客様や社員の数も増えていたわけで、アメイズプラスとして変えていかなくてはならないこともあったかと思います。とてもそこまでは考えられなかったですか?

山本社長:厳しかったですね。当時は両親を食べさせることだけに必死だったと思います。だからお客様が買ってくれるというのであれば、売上になるのであれば、それを企画して作っていました。儲けるために作るという状況だったのだと思います。当時は不変の理念も存在していませんでしたし、今となっては考えられないことなのですが。​

赤羽:「両親を食べさせなくてはならない」という使命感が、当時の山本社長を動かしていたのですね。

山本社長:はい、そのため平成27年の7月に母が他界したとき、心にぽっかり穴があいた状態になってしまいました。燃え尽き症候群になり毎日が虚無感。仕事も全く手が付けられなくなり、仕事を休んでいました。

ある日たまたま会社に顔を出したときに、OA周りを見てくれていたフォーバル担当から声を掛けられたのです。「フォーバル創業者の大久保秀夫の勉強会があるので来ませんか?」と。勉強会などはあまり好きではないため、従来であれば参加することはなかったでしょう。ただ、あのときだったから参加したのだと思います。

赤羽:最愛のお母さまとの別れ、そして当時の山本社長の心情でなければ、大久保との出会いもなかったのかもしれませんね。

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株式会社フォーバル コンサルティングディビジョン 
副ディビジョンヘッド 赤羽 聡

次世代経営塾…迷いがなくなり学びは自らの血肉となった

赤羽:山本社長はお母さまが亡くなられた直後である平成27年9月に次世代経営塾に入塾されました。9月から2月までの半年間の学びを振り返り、特に印象に残っていることがありましたら教えていただけますか?

山本社長:とにかく、当時は母を失ったショックが相当でして。両親を養うために創業したのに、もうその必要がないと言うか、自分は何のために経営をしているのか…分からなくなっていたなかで、大久保塾長の熱い言葉は印象に残っています。一言で心に「ズドン!」と響くような衝撃で、経営における迷いがなくなるきっかけになりました。

当時の学びはメモしていたのですが、読み返して「こんなこと言っていたのか?」と思うことが大半、これはハッキリ言って話を忘れてしまっているということですよね。「こんなこと書いたか?」と自分で書いた記憶もないメモもありました(苦笑)。

そのような状況のなかで、不思議なのが、聞いたことやメモに書いたことは忘れているのに、自然と行動していたということです。「忘れているけど、自分ちゃんと理念浸透やれているぞ」みたいな。改めて振り返りますと、次世代経営塾の学びが自然と自分の血肉になっていたのだと感じました。

赤羽:塾での学びだけで血肉になるという話は初めて聞きましたし、何とも驚きですが、本当に素晴らしいと思いますよ。実際に行動できているのですから。

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次世代経営塾終了証書を手に
塾長の大久保秀夫と共に

理念・ビジョンの浸透への想いを言葉と行動で示し続ける

赤羽:先ほど「浸透」というキーワードが出てきたのですが、実は理念・ビジョンを浸透させることが経営者にとって苦手であり、他の塾生OBや支援先でも大きな課題の1つとなっています。浸透に関して山本社長が取り組まれていることはありますか?

山本社長:アメイズプラスのミッションは「あしたの欲しい!を作る」ですが、社員の耳にタコができるくらいに口を酸っぱくして言っています。これは次世代経営塾の教えをそのまま実施しているだけです。浸透してくると日々の業務の中で、「あしたの欲しい!を作る」に沿った考えや行動が正しいと判断されはじめ新商品にも反映されます。

あとは、経営者である私が自身のミッションへの本気を行動で示すことでしょうか。例えば、社員の行動計画1つ1つに対して、ミッションと繋がっているかを毎月の会議で確認するようにしました。ブランディングと結び付けてさらに細分化させ、より浸透度合いが分かりやすいように工夫しています。もし行動がミッションと繋がっていなければ、どうすれば繋がるようになるのかの改善策を一緒に考えるのです。

赤羽:ミッションを細分化させることも驚きですが、山本社長自らが毎月の会議に出られて社員全員のPDCAをチェックされているということですよね?ここまで徹底されることは凄いと思います。

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山本社長の浸透への本気は計り知れない

自走式社員と共に、目指す方向へ前進

赤羽:次世代経営塾の入塾前と入塾後で、山本社長が感じられる定性的・定量的な変化はありましたか?

山本社長:定量的で言いますと、自走する社員が増えましたね。アメイズプラスのミッションを深く理解したうえで、どのような仕事が必要かを常に考えて自発的に行動してくれています。
根底にミッションがあるからブレなく正しい方向を向いているわけで。

入塾前の平成27年の売上高は5~6億でしたが、今期は18億ですので約3年で3倍以上になりました。BtoBからBtoCへの舵切りをしたことが大きいのですが、これも大久保塾長の「ライバルなんか存在しない、ユーザーだけを見てればいい」という言葉が後押ししてくれたと思います。

社員も入塾前は15名でしたが、現在は30名を超えています。新卒も4名採用することができましたし。

赤羽:素晴らしいですね。自走する社員は、仕事をやらされている感がないため、「頑張ろう」という気持ちがとても強いです。さらに高いパフォーマンスを出してくれ、結果として会社全体のパフォーマンスに繋がっているのだと言えます。そのような環境だと、周りにもいい影響を与え、会社の雰囲気もさらに良くなっていくのではないでしょうか?

山本社長:そうですね。今年の3月にオフィスの移転をしたのですが、その際に社員の家族を招いてイベントを開催したことも1つの変化かもしれません。家族の皆様にもアメイズプラスのことをもっと知ってもらいたいという考えは少なくても入塾前にはありませんでした。

当日は大勢の家族が来てくれまして、アメイズプラスの社員や家族の幸せへの想いについて話すことができましたし、皆と笑顔で楽しい時間を過ごせて盛り上がることができまして、これは想像以上に良かったです。

赤羽:とても大切なことをされたのではないでしょうか。家族全員がアメイズプラスのことを知ることでファンとなってくれれば、社員もより仕事がやりやすくなりますし、誇りを持って働くことにも繋がります。

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社員の家族を交えた新オフィス移転パーティ

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アメイズプラスとしての結束がさらに深まった

国内の足場固めをしつつ、世界の人々のあしたの欲しい!を作りたい

赤羽:今後のアメイズプラスの展望について教えてください。

山本社長:国内ではほぼ飽和状態という市場自体もモノ余りの時代ですが、世界を見渡した時に、まだまだモノ不足で困っている人がたくさんいるわけで。そのような人たちがモノ余りになる状態になるために貢献をしていきたいという想いが今は一番強いです。

現在もタイ・韓国・中国・香港・台湾などのアジア圏を中心にではありますが、海外の医療に少しでも貢献するための事業を行っており、想いに応えるための布陣を整え始めています。そういった意味では世界への本格的な進出が1つの展望と言えるでしょう。

一方で、今は足場固めが第一優先だと考えています。国内のあしたの欲しい!をさらに作っていき、より多くの方に新しい価値を提供していきたいですね。

赤羽​:貴重なお話をありがとうございました。引き続き宜しくお願いいたします。

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本社エントランスにて

編集後記

令和最初の取材は名古屋からのスタート。取材中、赤羽は山本社長の取り組みを聞きながら何度も驚きの声を発していたのが印象的でした。私自身は山本社長の両親への想いの強さに感銘を受けましたね。話を聞いていながら、稲盛和夫氏の著書のなかで、「両親に対してできる限りの恩返しをしたいと思う」「最近その想いは妻へも伝播している」いう文面を思い出しながら、本当に素晴らしい経営者であり人間力の高さを感じさせられました。

取材した日が偶然アメイズプラスの社員の誕生日で、取材中に社員の方たちがケーキのろうそくに火をつけており、勢いでお祝いの場にも同席させていただきました。突然の演出に驚かれてた社員の姿も印象的でしたし、心がホッコリしましたね。約1時間半の滞在でしたが、まさに社名の由来であるアメイジングな時間でした。
(2019年8月取材)

次世代経営塾について

山本社長が受講された次世代経営塾は年1回の頻度で開催しております。開催内容、開催時期などにつきましては次世代経営塾のページを参照ください。その他お問い合わせは以下よりお気軽に連絡いただければと思います。

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