中小企業経営者のアンテナを探る~「情報」に対する意識~

アンケート調査を進める中で、『世の中の流れ』や、『情報』に対する感度の高い経営者と、低い経営者、それぞれ存在することが見えてきました。

フォーバルでは、中小企業経営者に向けたアンケート調査結果を元に、当社の情報通信機器・サービスの導入状況データとの掛け合わせを行いました。世の中のニュース、さまざまな情報に対する認知、理解状況と、情報取得や情報処理に対する実際の行為=機器導入に関連性があるかを検証しました。

比較的、傾向値が現れたのは、下記のような内容でした。


これは、働き方改革の実現に向けた取組み度合いを聞く設問で、それぞれの選択肢を選んだ経営者が、その事業所にセキュリティ機器を導入している割合を表した図です。

働き方改革の実現に向けて「既に積極的に取り組んでいる」と答えた経営者は89%、「必要だと思わない(から取り組んでいない)」と答えた経営者のセキュリティ機器導入率73%と比べると、16ポイントの差が確認できます。

また別の設問で、「政府の発信するSociety5.0(超スマート社会)の内容について」を聞く設問では、「よく知っている」と答えた経営者の67%がネットワーク関連機器の導入をしていた反面、「知らない」と答えた経営者の機器導入率は、わずか48%にとどまっています。

このような結果から、情報に対するアンテナ感度の高い経営者ほど、時代に必要とされている取組み(例えば働き方改革)や、国が目指している社会(例えばSociety5.0)への認知・理解が進み、具体的な対策を導入する傾向が高いといえるのではないでしょうか。

我々フォーバルとしては、今まで以上に世の中の流れについて情報提供するとともに、必要とされる施策や手段への取組み方を、実践的に伝えていかなければならないと考えています。

今回ご協力いただいたアンケート結果を元に、国内中小企業経営の実態や課題を、より深ぼった形で分析し、さらに核心がつけるような調査を進めていく必要があるように思います。

ブルーレポートの発行者

株式会社フォーバル ブルーレポート制作チーム

フォーバルは1980年に創業以来、一貫して中小企業と向かい合い、現在20,000社以上にサービスを提供している。フォーバル創業者の大久保秀夫は東京商工会議所副会頭、中小企業委員会委員長としても活動。今後フォーバルが誰よりも中小企業のことを知っている存在を目指し、良いことも悪いことも含め、現場で中小企業の生の声を集め、実態を把握。そのうえで関係各所へ提言することを目的に、プロジェクトを発足。